● 相続税や贈与税において土地等の価額は時価により評価することと
されていますが、納税者自身で時価を把握することは容易ではないため、
国税局は毎年、路線価及び評価倍率を定めて公開しています。
路線価とは、路線(道路)に面する標準的な宅地の1平方メートル
当たりの価額をいい、1年間の地価変動などを考慮し、地価公示価格等
を基にした価格の80%程度が目安になっています。今年は全国約32万
3千地点が評価対象となりました。
● 令和4年分の全国平均が2年ぶりに微増に転じ、0.5%プラスとなり
ました。新型コロナウイルス感染症の影響が緩和されつつり、景気の持ち
直しがみられる結果といえそうです。
(パート2へつづく)