令和3事務年度法人税等の申告事績の概要 パート2

●パート1からつづき

  特筆すべきは、源泉所得税の税額です。令和3年7月1日から

 令和4年6月30日までに提出があった徴収高計算書の税額及び

 納税告知に係る税額は、20兆6919億円と、前事業年度に比べ

 1兆6295億円増加しました。

 増加は2年ぶりです。増加した所得の内訳をみると、特に増加率が

 高かったのは特定口座保管上場株式等の譲渡所得等で2730億円

 の増加、次に配当所得の7009億円の増加でした。

 

● 大法人の義務化導入もあり、法人税の申告のe-Tax利用件数は

 256万8千件と前年度に比し5.9%増加となり、e-Tax利用率は

 87.9%となりました。