2008-01-01から1年間の記事一覧

あるがままを受け入れる

船本弘毅氏(東京女子大学学長)の御本から教わったことがあります。 それは、「神の愛は、I love you. Because you sre you.(私は、あなたを 愛する、それは、あなたがあなただから)というものだ」そうです。 つまり「あなたのあるがままを受け入れるのが…

理想(あるべき姿)をしっかり持つ  

こんなふうになりたい(理想)と、今の力はこんなものだ(現実)とのギャップが 認識されると、そこを埋めたいという意欲が生まれます。 すると人から教えられることも多く、本を読んでも勉強になるし、日常で気づくこと もあります。 しかし、難しいことが…

「中小企業経営承継円滑法」が、いよいよ施行

近年、中小公企業の経営者の高齢化が進行する一方で、後継者の確保が困難になるなど、 事業承継は中小企業にとって、重要な経営問題になっています。 調査によると中小企業の社長さんの平均年齢は57歳だそうです。20年ぐらい前の調査では、 52歳でした。5歳…

思考の三原則

私が尊敬する安岡正篤氏の本で「安岡正篤一日一言」がある。 あらためて読んでみて、心に残ったひとつに「思考の三原則」 というのがある。 第一は、目先に捉われないで、出来るだけ長い目で見ること。 第二は、物事の一面に捉われないで、出来るだけ多面的…

財産分与請求権は強い

一 詐害行為といわれることも 夫が既に債務超過の状態にあるとき、妻との離婚を前提に現在 居住している不動産を財産分与として妻に引き渡したなら、債権者 から強制執行可能財産の詐害行為による隠匿として取消の訴えが なされる可能性があります。しかし・…

所得税(個人)の節税対策 

今、所得税(個人)の確定申告の真っ最中ということもあり 所得税の節税についてお話ししたいと思います。実際のところ、法人 と比較し個人の節税は限られています。数少ない個人の節税のうち、 今回は、小規模企業共済について説明したいと思います。 小規…

偽装でも・・・・?

関与先の社長さんと雑談をしている時、その社長から次の ような質問がありました。 「最近、新聞報道等で、原材料の期限等に問題がある企業があるようですが、 そのような不適切な原材料等の支出も税法上では必要経費になってしまうので しょうか?」という…

国税庁の統計から見た会社の統計

地方の中小企業の経営環境は依然として厳しいものがあると実感 しておりますが、最近、国税庁から法人企業の実態調査の発表が ありました。 ○ 法人数は259万2千社で前年より7千社(0.3%)増加しました。 → ほんの僅かの増加に止まっています。 ○ 資本金の総…

山田洋行と守屋次官の関係は何故15年も続いたのか?

(1)使途秘匿金 「法人がした金銭の支出(贈与、供与その他これらに類する目的 の為にする金銭以外の資産の引渡しを含む)のうち、相当の理由なく、 その相手方の氏名又は名称及び所在地並びにその事由を当該法人の 帳簿書類に記載していないものをいう」と…

固定資産課税台帳の閲覧・縦覧

土地・家屋に課税される固定資産税の課税根拠である固定資産税評価額 について質問を受けることがあります。 今回は、その台帳の閲覧・縦覧制度についてお話したいと思います。 (1)固定資産税路線価 固定資産税路線価は、宅地の値段を決める為の基本とな…

不動産の共有と株式の共有

被相続人の財産は、遺言がなければ、遺産分割協議が成立するまで、 相続人(数人いる場合)の共有になります。不動産など所有権のある 財産は共有、株式など所有権以外の財産は準共有となります。 準共有は、共有を準用しますので、結果的には共有と同じ取扱…

損得を超えたところに志あり

あけましておめでとうございます。 今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 お正月休みに、日野原重明著「生き方上手対話篇」を再び 読んでみました。 日野原さんに「希望は何ですか? 夢は何ですか?」と質問 したとき、日野原さんの答えは、「成功しよう…