2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

凡事徹底

● 日経新聞のコラム欄に野球の「打撃の神様」と言われた 川上哲治さんの記事を改めて読み返しました。 川上さん曰く「平凡な事を徹底してできるのが天才」 イチロー選手も同じ事を言っています。 「凡事徹底」ということですね。 凡人である私にとって、凡事…

「時間の差別化」

● 「同じ市場」の中で競争力のある「強者」とそうでない 「弱者」が競争しなければならないのが経営の実際です。 弱者にはゴルフのようなハンディがあるわけではない。 弱者が強者との競争で少しでも有利にする為には、 「時間の差別化」が有効になります。 …

局地戦で勝つ

● 販売活動の重点主義は局地戦ということになります。 広域戦で営業活動を行うとどうなるか? 営業人員が限られているので、どこの地域をとっても、 営業密度が薄くなり、負け組の会社になります。 負けている地域をいくつ持っていても何の価値もない。 ● 限…

総花主義は愚の骨頂

● 決めた目標に重点主義で力を集中して投入する 必要があります。 ①手持ち資金と調達力 ②営業活動力 ③商品力、又は商品開発力 ④人材及び技術力 ⑤時間量 ● 経営資源は会社が持つ武器であり攻撃力でもあります。 だから、それを分散したのでは勝ち目はありませ…

強者との全面戦争をさける

● 中小企業は企業間競争の武器にあたる経営資源が乏しい 場合が多い。乏しい力を強い会社に向けても、しょせん 勝ち目はありません。 弱者は、勝ちやすい競争場面を発見する為に、経営の 要点を細分化する必要があります。 ● 「小さな分野でもよいからまずNO…

桶狭間の戦いに学ぶ

● 2万5千といわれる大軍を引き連れて尾張に侵攻した 大名・今川義元に対し、尾張の大名・織田信長が10分1程 ともいわれる軍勢で本陣を強襲し、今川義元を討ち取って 今川軍に勝利した。この有名な「桶狭間の戦い」は、まさに 「弱者の戦略」の代表的な例とい…