「時間の差別化」

 ● 「同じ市場」の中で競争力のある「強者」とそうでない
  「弱者」が競争しなければならないのが経営の実際です。
  弱者にはゴルフのようなハンディがあるわけではない。
  弱者が強者との競争で少しでも有利にする為には、
  「時間の差別化」が有効になります。 


 ● 1 強者より「活動時間」を長くする。
      攻撃力が弱い弱者でも活動時間を長くすると、
      それなりの効果が出る。トータルで勝つことも
      ありうる。
   2 強者が活動していない時間帯に営業活動をする。
      強者が活動していない時間帯は「競争ゼロ」同様
      の状態になる。コンビニの24時間営業がこれに
      当たる。大きなスーパーが閉店した後は、建物
      が存在していてもスーパーの「戦力はゼロ」
      ある。 朝市食品市場は、朝の時間を差別化
      している。


 ● 要するに
   「強者も24時間、弱者も24時間。
     時間の差別化は優れた戦略的発想になる。」