2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

売電所得と消費税 パート2

●会社員の余剰電力売却のケース 会社員が生活用として設置した太陽光発電設備から生じた電気のうち、使いきれ ずに余った場合の余剰電力を電力会社に売却したものは、消費者が生活用資産(非 事業用資産)の譲渡を行っていることに該当するものなので、消費…

売電所得と消費税 パート1

●売電収入と所得の分類 会社員が自宅に太陽光発電設備を設置し固定価格買取制度に基づき売電 する場合の所得は通常、雑所得に該当します。ただし、売電のみで雑所得 が20万円を超えることは極めて稀なので、他に給与以外の所得がなけれ ば一般的には確定申…

年金にかかる申告不要制度の見直し パート2

●パート1から続き ただし、支払われる年金の額が少額であることにより源泉 徴収を要しないこととされる公的年金等については、 これまでと同じく申告不要制度の対象外とはなりません。 よって、支払われる公的年金等の額が少額である理由に より、源泉徴収…

年金にかかる申告不要制度の見直し パート1

● 年金所得者には年末調整制度がないことから、原則、確定申告を 行う必要がありますが、その年の公的年金等の収入金額が400万 円以下で、年金以外の他の所得が20万円以下であるときは申告 不要制度を適用できるとされています。 ● 平成26年度の税制…

消費税の経理処理 保険料は全額非課税? パート2

●パート1から続き 保険代理店の代理店手数料は課税取引ですが、現状の多くの保険会社は、 保険料と代理店手数料を区分することなく、一括して保険料として契約して いるため、課税取引を区分して特定できないということで、支払保険料の全 てが非課税取引と…