● いざとなったら
度胸をすえろ。
心配ごとの90%は
実際には起きない。
現在のように不透明な状況が続くと、人々は
不安になるもの。その時は、江戸末期の儒学者・
佐藤一斎の次の言葉を活用しよう。
「一灯を提げて暗夜を行く/ 暗夜を憂うる勿れ/
只、一灯を頼め」
暗夜の道は提灯を提げて歩めば、足元を確かめて
歩けるように、不安な時は提灯に該当する
「生きる度胸」を心に据えればよい。
度胸とは「最悪の事態を受け入れる覚悟」である。
最悪の事態を甘受すると心理的エネルギーが湧き出
て不安感が払拭、前向きの気持ちになり、事態は良い
方向に展開する。心理学では心配の90%は実際には
起きないという。
(田中真澄氏著書より)