●パート1からつづき
●適格請求書等保存方式(インボイス方式)
2023年10月1日以降、複数税率に対応した仕入税額控除の方式と
して、「適格請求書等保存方式」いわゆる「インボイス方式」が導入され
ます。適格請求書(インボイス)は、適格請求書発行事業者として登録を
受けた事業者でなければ交付できませんので、適格請求書発行事業者とな
るためには、2021年10月1日以降、登録申請書を税務署に提出して
おかなければなりません。免税事業者は、課税事業者となることを選択し、
登録申請書を提出すれば適格請求書発行事業者となることができます。
●レジの導入はお早めに
複数税率対応レジを導入することで、区分記載請求書等の発行が簡単に
できるようになりますし、今なら軽減税率対策補助金が1台当たり最高で
20万円受けられます。軽減税率対策補助金は今年8月現在で約7万以上
の事業者に交付されたとのことです。メーカーによって人気商品が欠品と
なっていて、納品までに時間がかかるケースも見受けられるようになって
きました。軽減税率対策補助金の補助事業の完了期限は2019年9月
30日まで延長されていますが、補助金に限りもありますので、早めの
対応をおすすめします。