お客様から、よく受ける質問があります。
それは、決算書では利益が出ているんだけど、お金がない。
利益はどこに行ったんですか? という質問です。
「勘定合って銭足らず」(利益は出ているけどお金がない)
昔からよく言われる表現です。利益が上がっても資金繰りが
厳しい状況で、その原因は5つあります。
1番目は税金(法人税・住民税・事業税)。2番目は売掛金。
3番目は棚卸資産・在庫。4番目は固定資産。5番目は借金返済。
この5つがうまくいかないと資金が足らなくなってしまうわけです。
間違った節税をすると尚更お金が減ってしまう事もあります。
税金は致し方ありません。
となると、2番目から5番目をどうコントロールするかが「勘定合って
銭足らず脱却法」です。
原因は5つあると念頭にあれば自ずと知恵が湧いてくるのでは
ないでしょうか。