ランチェスター経営の竹田社長から教えて頂きました。
1、一日中晴れているのを「大安」と呼びました。
2、朝方は晴れていたのに昼頃から曇り、夕方小雨がパラついたのを「先勝」と。
3、朝は小雨が降っていたが昼頃は上がり、夕方晴れたときは「先負」と。
4、朝と夕方は曇って小雨がパラついていたが、昼頃は雲の間から太陽が顔を出していたのを「赤口」
と呼びました。これは人が口を開けたりベロを出すと「赤い舌」がみえることからこう呼んだ
のです。
5、雲が低くたれこめて一日中大雨が降ったことで、お宮の木や遠くの山々が見えなくなったのを
「物滅」と。
6、同じ天気が2日続いたのを「友引」と呼びました。
大昔の中国では天気のことをこう呼んでいました。
後にこれが占いに利用されるようになり、日本にも入ってきました。
印刷技術が進歩した文化文政時代、暦を作っていた印刷会社のオヤジが暦に旧正月を出発点にして、
先勝、友引、先負、物滅、大安、赤口と、2月は友引から順番に印刷したのですが、ついでに
物滅を「仏滅」としたのです。
後世の人々がこのふざけにひどく惑わされ、結婚式や葬式の日取りにとらわれているのは、むしろ
こっけいな気がします。
なるほど、そういう事だったのかという感じです。