竹田陽一氏講演会

 ● 6月7日(火)午後1時45分から県立劇場大会議室に
  於いて127名の出席を得て、ランチェスター戦略研究
  の第一人者である竹田陽一先生の「一位作りの経営戦略」
  をテーマにランチェスター経営戦略講演会を開催しました。
         【熊本県立劇場のご案内】











               
  ● さすがに、全国で4000回を超える講演をされてきた
  先生だけあって3時間の講演時間がアッという間に過ぎて
  しまった感じで、すばらしい講演でした。
  まず、今回この時期に、この講演会を企画した理由は、
  なんといっても、今、中小零細企業の経営が非常に厳しく
  なっているという現状があるからです。
  一ヶ月余り前に、国税庁から全国の「法人企業の実態調査」
  が発表になりました。それによると、全法人数のなかで、
  欠損企業の割合がなんと72.8%。改めて経営の難しさ
  を感じます。今こそ、それぞれ自社の経営の総点検をすべき
  時だと感じています。
         【挨拶中の三輪次守】
















 ● 企業は、常に競争状態に置かれています。企業が生き
  残っていく為、又業績を良くしていく為には、竹田先生
  は、経営の大事なところに一位を作らないといけないと
  言います。自社の強味を生かして、何年かはかかりますが
  一位を作っていく経営でないとなかなか企業の安定経営は
  難しい。今回、竹田先生は事例を多く入れて話をして頂き
  ました。具体的事例を入れないと経営原則や経営ルール
  だけを述べても理解が進みにくい。さすがに、豊富な事例
  をわかりやすくユーモアたっぷりお話頂いて、とても
  おもしろく、有意義な講演会だったと思います。
         【熱心に聴講される皆様】


















 ● 中小企業の場合、経営の大事な部分、経営方針はすべて
  社長が決めています。ですから社長の戦略実力が、経営の
  結果を決めてしまいます。
  「会社の業績の96%は社長で決まる」と言われています。
  会社の経営改善をしていくなかで、まず、手をつけなけれ
  ばならないのは、社長自身の経営戦略の実力を高める事
  が第一になります。この厳しい経済環境のなかで、生き
  残っていく為には確かに運も必要ですけれど、運や偶然
  だけでは長続きする事はできません。
  くりかえしですが、社長・経営者の戦略実力に比例して
  会社の業績は決まります。
           【講演中の竹田先生】
















 ● 竹田先生、すばらしい講演、有難うございました。
  参加された皆様、この講演会をきっかけにして、より
  経営基盤の強い会社になって頂ければ、講演会を
  企画した意義があったと思っています。
  多くの参加者の皆様、本当に有難うございました。
  心から感謝申し上げます。