柔軟な働き方による副業は乙欄課税 パート2

 ●パート1からつづき
   甲欄が適用できるのは扶養控除等申告書を提出した主たる
  給与のみですので、副業の給与は乙欄で課税しなければなり
  ません。乙欄は扶養控除などが認められませんので、甲欄に
  比べ税率が高くなっています。
  なお、丙欄は日雇いの人や短期間雇い入れるアルバイトなど
  に適用するものであり、甲欄で課税される給与がある人には
  適用できません。


 ● 副業がある人は、副業の給与収入金額と給与所得及び退職
  所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超えた場合、
  確定申告が必要です。一方、それらの合計額が20万円以下
  の場合は確定申告は不要ですが、確定申告することで税金が
  還付になるケースもありますので、有利な方を選択すると
  良いでしょう。