負けに不思議な負けなし

 ●「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」この言葉は、プロ野球
  野村克也元監督の言葉としてご存知の方も多いと思いますが、もともとは、江戸
  時代後期の平戸藩主、松浦静山の言葉になります。大名ながら剣術の達人でもあり、
  剣術書「剣談」のなかに、この言葉があります。この言葉の解釈として、


   「道にしたがい、道をまもれば、勇ましさがなくても必ず勝ち、
         道にそむけば必ず負ける」

 
  この「道」とは、「人として行うべき正しい道」という意味になるのでしょうか。
  また、経営においては「小さな企業」、「弱者」は弱者としての経営のやり方、
  経営原則があります。
  この原則からはずれないで、「原則にそった経営」をすることが大切になります。
  まず、企業を維持するためには、「弱者の経営戦略」をしっかり研究することが
  必要になります。