いよいよ盛んふるさと納税 パート1

 ●額も件数もうなぎ登り
   昨年の確定申告時期には、税金特集をした「東洋経済」が、「2014年
  に平戸市への寄付金は約13億円(前年度3.9億円)に上り、全国の自治
  で初めて10億円を突破した。」と報道していました。
   ところが、2015年になると、10億円突破自治体は22にのぼり、
  最高は35億円に達しています。トップの都城市を筆頭に、焼津市平戸市
  天童市佐世保市伊那市浜田市とつづき、いずれも20億円を超えて
  います。件数は、同じく都城市の23万件超を筆頭に、天童市焼津市
  浜田市佐世保市とつづき、いずれも10万件を超しています。


 ●ふるさと納税急増で補正予算
   昨年末、伊那市ふるさと納税の年内見込み額が急増し、22億円となり、
  補正予算が提出されたという報道がありました。
   伊那市は、市税収入82億円、国庫補助金27億円という規模の歳入予算の
  自治体なので、22億円の寄付金収入ということになると、予算の組み直し
  なしには市政事業を執行できないことになるのかもしれません。
                         (パート2へつづく)