いよいよ盛んふるさと納税 パート2

 ●返礼品もスマホにまで拡充
   伊那市の場合、総額で6位なのに件数で27,030件と30位までにも
  入っておらず、寄附額の平均単価が高くなっています。理由は、寄附に対する
  返礼品の種類を拡充し、地元の農産物ほか、地元企業Logitecのモバイル製品、
  パソコン周辺機器などを追加したところ、前年比131倍にも寄附が急に
  膨らんだからです。


 ●返礼品のデジタル化も進行
   多くの自治体ではその土地の特産品、工芸品、旅館やホテルの宿泊券など、
  自治体自慢の品々をお礼として寄付者に送っています。そして最近は、返礼品
  を拡充させ、「ポイント&カタログ制度」を取り入れる傾向にあります。
  ポイントは、寄付金の3割から5割ぐらいに相当し、有効期間中は積み立てて
  おけ、再度の寄附で未使用ポイントも合わせて期間延長になります。
   寄附とは縁のなかった高所得の社長さんで、有効限度いっぱいのふるさと
  納税をして、貰ったポイントを、従業員に臨時ボーナス的に分配している人が
  いました。