令和元事務年度 相続税の調査等の状況 パート2

●パート1からつづき

  実地調査1件当たりの追徴税額は641万円、対前事務年度比112%でした。

 申告漏れ相続財産で最も多かったのは現金・預貯金等の993億円で、続いて

 土地373億円、有価証券323億円となっています。

 

● 国税庁は無申告事案に対応するため、資料情報の収集・活用などの取組みを

 積極的に行って課税処理に努めています。実地調査件数は1077件、対前事務年度

 比78%と大きく割り込んだものの、実地調査1件当たりの追徴税額は897万円、

 対前事務年度比122%と大きく増加しました。