令和2事務年度 所得税及び消費税調査等の状況 パート2

●パート1からつづき

 3 簡易な接触

   原則、納税者宅等に臨場することなく、文書、電話による連絡又は

  来署依頼による面接を行い、申告内容を是正する簡易な接触は増加し、

  47万8千件行われました。申告漏れ所得金額は2586億円、追徴

  税額は199億円でした。

 

 4 消費税(個人事業者)の調査等の概要

   実地調査の件数は、一般調査・特別調査が9千件、着眼調査が2千件、

  簡易な接触は7万5千件でした。追徴税額は、一般調査・特別調査が

  127億円、着眼調査が5億円、簡易な接触は48億円でした。

   有価証券や不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な個人など

  の「富裕層」や、ネット上のプラットフォームを介して行うシェアリング

  エコノミー等、新分野の経済活動を行う個人に対して、積極的に調査が

  行われました。