● 平成27年度に査察の告発を最も受けた業種は「建設業」でした。
架空の経費を計上して違法に利益を圧縮する業者が多かったそうです。
● 建設業者への告発は15件で、前年度の8件から大幅アップ。
1年間の前告発件数115件の13%を占める結果となりました。
建設業者のワーストは平成23年度以来。
前年度ワーストだった「不動産業」は次点で、「クラブ・バー」が
続きました。
● 告発を多く受けた業種の脱税手段・方法は、建設業や不動産業では
架空経費の計上が顕著でした。クラブ・バーでは、ホステス報酬の
源泉所得税を徴収していたにもかかわらず、納税しない業者が散見した
そうです。
(パート2へつづく)