会社の保全

 ● 朝夕は涼しくなり、すごしやすくなりましたが、
  このまま秋が深まるのでしょうか?それとも、まだ残暑
  の日が来るのか?できれば来ないほうがいいんですけど
  ・・・。 
  
 ● 最近、熊本でも経済環境が厳しいこともあり、次の
  ような質問を受ける事がたまにあります。
  取引先の業績が悪化しているようだが、取引を続ける
  べきか?という質問です。
  決算書が入手できれば判断のタネになりますが、取引先
  の決算書を入手できることはまれでしょう。

 ● そんなときはどういう場合は危険な兆候かあらかじめ
  知っておき、チェックすることで対応する方法があります。
  危険な兆候はいくつかありますが、社長の行動の変化で
  確認する項目を竹田陽一氏の「危ない会社の見分け方」から
  ご紹介します。

 ● 今までそうでなかったのに、次のような兆候が見られたら
  一度じっくり確認してみた方がいいかもしれません。
  ・社長が朝の出社が遅くなり不規則になっていないか

  ・前と比べて社長の不在が多くなり面会しにくくなっていないか

  ・社長が不在のとき内勤者は行き先、要件、帰りの時刻を
   知っているか

  ・顔にハリがなく何かヤツれた感じでイライラした様子はないか

  ・面会中に電話があり小声でヒソヒソと深刻な顔で
   話していなかったか

  ・社長が妻と不和になったり離婚していないか

  ・社長は元々怠け型の人間で労せずして儲かる発想の
   持ち主ではないか

  ・社長は外見重視型で身なりや車に金を使う浪費タイプ
   ではないか

    これらは経営が悪くなったとき現れる、社長の行動と
   態度だそうです。
 
 ● 経営は社長で決まります。
  社長がどんな性格で、どんな考え方をし、どんな行動を
  しているか?
  非常に重要な情報です。