地理的表示「日本酒」を指定 パート2

 ●パート1からつづき
   地理的表示に指定されると、商品の特徴が明確になり、
  地域ブランドへの「ただ乗り」防止によるブランド価値
  の向上が期待できるほか、国際交渉を通じて、外国に対
  しても地理的表示を名乗った模造品等の取締りを求める
  ことができるようになります。


 ● 国税庁が毎年取りまとめている「酒のしおり」による
  と、清酒の消費量は、平成5年度は1,362千kl、
  平成15年度は826千kl、平成25年度は581千kl
 と減少しています。
   この指定により、日本の内外に、「日本酒」が高品質
  で信頼できる日本の酒類であることをアピールできる
  ことから、「日本酒」の国内での需要喚起、また、海外
  への輸出の促進につながることが期待されます。