● 人口減少・高齢化の進展に伴う土地利用ニーズの低下や地方
から都市部への人口移動を背景として、土地所有意識の希薄化
などにより所有者不明土地が全国で増加しています。
2016年度時点で所有者不明率は全体の約20%、所有者
不明の土地面積は約410万ha相当と推計されています。
九州の土地面積は368万haですから、それを上回る土地が
所有者不明ということになります。
● また、相続未登記農地等の実態調査では、相続未登記及び
その恐れがある農地の合計面積は約93haで全農地面積の
約20%、そのうち遊休農地になっているものは5、4万ha
(相続未登記農地等の6%)という調査結果もあります。
(パート2へつづく)