● 過去の業績の推移や過去にやったことの振り返りや反省から入るから現在を嘆く
のです。将来を憂えるのです。過去は過去です。もう過ぎ去った過去です。
過ぎ去った過去を悔やんでも嘆いても、もう元には戻りません。
それよりも大切なことは今をどう生きるかです。今をどう生きるかは将来、どのよう
になっていたいのか?つまり将来、なりきった会社を、お店を、工場を思い描くの
です。その姿を思い描くのです。将来から現在を見るのです。
未来のあなたが過去を振り返ってこうつぶやくのです。「あの時に実行したあの事が
今、このようになって花が開く。」
● 多くの経営者は今までの自社の業績の推移をみて今期に実施する計画をたてます。
あるいは今までの業績の延長線上に中長期のビジョンがあります。銀行の融資担当者
は過去の決算書を見て融資を決定します。違うのです!将来、このような会社にした
いから、いまやることが見えてきます。今やらなければならないことがわかります。
会社を取り巻く環境は今、すごい勢いで変わっています。
今こそ、「前向きな考え方」を習慣づけたいものです。