少額非課税投資制度が日の目を見られるようになった パート2

 ●これが少額投資非課税口座制度
   この制度では、個人が年間1口座を開設し、そこでその年内に100万円
  以内の株式投資をすると、5年間はその株式からの配当や売却益に課税
  されません。さらに5年に亘り、毎年100万円以内の非課税口座の追加設
  定ができ、非課税扱いの投資枠は最大500万円とされています。
  途中での売却は自由ながら、口座枠の再利用投資はできません。非課税
  口座を開設することのできる期間は平成26年から平成35年までの
  10年間です。

 ●制度は平成22年に創設されているが
   この制度は、当初10年の非課税期間として平成22年に創設されました
  が、20%課税の実施の表裏の関係のものとして施行予定されていたので
  10%課税の期間が延期されつづけている間は日の目を見ませんでした。
  立法はされていても、永遠に実施されないかもしれないような制度でし
  たが、そんな中で毎年のように制度改正だけは少しずつ行われて、いよ
  いよ平成26年から実施されることが確実になったところです。
  実施と運用と利用状況に応じて、今後も手直しが続けられるものと
  思われます。